映画『ビーキーパー』のネタバレあらすじ&感想を紹介します。
ある日、養蜂家のクレイは詐欺グループのせいで恩人を失った。
ブチギレた彼は復讐を誓い、圧倒的な強さで犯人たちを追いつめていき……。
映画『ビーキーパー』の内容が気になっている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
映画『ビーキーパー』の作品情報
◤◢◤ ステイサム、キレる。◢◤◢
— 映画『ビーキーパー』公式 (@moviebkp) November 9, 2024
最強の男が、今作もキレ散らかす!
全世界No.1メガヒット🎬❤️🔥
映画『 #ビーキーパー 』
2025.1.3(fri)公開🐝
🔗https://t.co/jMWPtyKAPP
怒りの炎を燃やす#ジェイソン・ステイサム から目を背けるな💥
🚨ムビチケ発売中https://t.co/wklHO9EXMu pic.twitter.com/GgG8qMXca1
原題 | The Beekeeper |
タイトル | ビーキーパー |
監督 | デビッド・エアー |
脚本 | カート・ウィマー |
公開年 | 2025年 |
キャスト | ジェイソン・ステイサム エミー・レイバー=ランプマン ジョシュ・ハッチャーソン ほか |
制作国 | アメリカ イギリス |
上映時間 | 105分 |
ジャンル | アクション |
映画『ビーキーパー』のあらすじ【ネタバレなし】
その養蜂家、絶対に怒らせてはならない。
ある日、ひとりの老婦人が詐欺により全財産を失い、自ら命を絶った。
クレイは、恩人である彼女の命を奪った犯罪グループへの復讐を決意する。
クレイは”養蜂家”という極秘組織の元構成員。
どんな相手でも蹴散らすほどの高い戦闘能力と判断力を兼ね備えている。
犯罪グループはさまざまな刺客を送りこむが、誰にも彼を止めることはできず……。
主な登場人物とキャスト
映画『ビーキーパー』の主な登場人物とキャストを紹介します。
クレイ(演:ジェイソン・ステイサム)
養蜂家の中年男性。
田舎町で隠居生活を送っています。
かつては極秘組織の構成員で、社会の秩序を乱す者を排除する仕事をしていました。
恩人のパーカー夫人が詐欺被害によって自殺したことで、穏やかな日々が一変。
彼女の無念を晴らすべく、詐欺グループの拠点を次々と破壊していきます。
ヴェローナ(演:エミー・レイバー=ランプマン)
クレイの恩人・パーカー夫人の娘。FBI捜査官。
母の命を奪った詐欺グループを逮捕すべく、捜査を進めています。
犯人を法で裁くべきと考えており、クレイの行動に複雑な思いを抱いているようです。
デレク(演:ジョシュ・ハッチャーソン)
詐欺グループのボス。
大勢の手下を使ってカネを荒稼ぎしています。
映画『ビーキーパー』のあらすじ【ネタバレあり】
映画『ビーキーパー』のあらすじを結末までネタバレありで紹介します。
❮#ビーキーパー に聞いてみた🐝❯
— 映画『ビーキーパー』公式 (@moviebkp) December 13, 2024
ーーアダム・クレイにとって蜂とは、、?
======#ジェイソン・ステイサム 主演
映画『 #ビーキーパー 』
2025.1.3(fri)公開🎬💥
🔗https://t.co/jMWPtyKAPP pic.twitter.com/Dt1ARk0xAP
きっかけ
ある日、ひとり暮らしの老女・パーカーは詐欺に遭い、全財産を失ってしまう。
彼女は慈善団体の理事をしており、団体の資金200万ドルまでも奪われたのだ。
これを苦に自ら命を絶ってしまった。
遺体の発見者は養蜂家のクレイと、パーカーの娘・ヴェローナ。
FBI捜査官でもあるヴェローナはクレイを疑ったが、すぐに彼の容疑は晴れた。
後日、ヴェローナがクレイのもとへ謝罪にやってきた。
詐欺グループの居場所はFBIもまだわかっていない。
それでもヴェローナは必ず逮捕すると誓った。
クレイにとってパーカーは恩人だ。
養蜂をするための納屋を貸してくれて、とても親切にしてくれた。
そのため、今回の件は到底許せるものではない。
クレイはヴェローナと別れると、どこかへ電話をかける。
詐欺グループについて調べるように伝えると、すぐに情報をつかんだ。
翌日、クレイが訪れたのはユナイテッド・データ・グループのビル。
パーカーの財産を奪った犯罪グループの拠点だ。
クレイはガードマンをあっさりと倒すと、オフィスへ突入。
下っぱたちに「もう二度と詐欺をしない」と約束させると、ガソリンを撒き始めた。
責任者のガーネットと手下がすぐに止めに入るが、クレイはまたもあっさりと撃退。
そのあと火をつけてビルを爆破した。
この件をきっかけに、FBIはユナイテッド・データ・グループが詐欺グループだと知る。
養蜂家
犯罪グループのボス・デレクの指示で、ガーネットはクレイの居場所を突き止める。
数人の手下とともにクレイの仕事場である納屋を襲撃するが、また返り討ちにされた。
その後、パーカーの自宅で火災が発生。
納屋からユナイテッド・データ・グループ社員の遺体が発見された。
なんとか逃げ出したガーネットは、デレクに助けを求めて電話をかける。
追ってきたクレイは、電話を奪うとガーネットを車に固定。
そのまま車ごと海へ突き落とした。
そして「次はお前を燃やす」とデレクに電話で忠告するのだった。
クレイを警戒したデレクは、目付け役のウォレスに相談することに。
ところが、ウォレスは「養蜂家を怒らせたらどうすることもできない」という。
とはいえ、デレクの母親はダンフォース大統領だ。
クレイがどれほど強くても、重要人物の息子を見捨てるわけにはいかない。
大統領に息子を守るよう念を押されたウォレスは、ハワード長官に助けを求めた。
クレイは”養蜂家”と呼ばれる極秘プログラムに従事していた人物で、その筋では有名らしい。
彼は既に引退していて、現在は別の養蜂家・アニセットが後任を務めている。
クレイを始末するため、ハワード長官はアニセットを派遣することにした。
後日、クレイがガソリンスタンドにいると、アニセットが襲いかかってきた。
アニセットはマシンガンを乱射するも、クレイは冷静に対処する。
隙をついてアニセットの身体に火を放ち、返り討ちにした。
群れ
人間とハチは大昔から深い関わりがある。
ハチのおかげで作物が受粉し、人間は農業ができる。
農業のおかげで文明が発達してきた。
国家とは群れのようなもの。
その群れを守るために働くのが養蜂家、いわば働きバチ。
養蜂家はどの指揮系統からも独立した存在であり、群れの脅威を自らの判断で排除する。
これが、かつてクレイが従事していた極秘プログラムだ。
その頃、ヴェローナたちFBIは、一連の事件の容疑者であるクレイを追っていた。
クレイの次の標的はナイン・スター・ユナイテッドという詐欺グループのオフィスだ。
それを突き止めたFBIは、すぐに特殊部隊を向かわせた。
FBIの特殊部隊が現場に到着すると、そこにはすでに大統領から要請を受けた別の特殊部隊がいた。
クレイを仕留めるためにウォレスが手配したのだ。
結局、ウォレスの特殊部隊がオフィス内、FBIは外の警備を固めることに。
この状況でも、クレイは外にいるFBI特殊部隊をあっという間に制圧。
オフィスへ侵入すると、ウォレスの特殊部隊を次々と蹴散らしていく。
そしてオフィスの責任者を捕まえると、犯罪グループのボス・デレクの情報を聞き出した。
ヴェローナも現場へ駆けつけたが、クレイを取り逃してしまう。
その後もヴェローナは懸命に調査を続け、ついにクレイの目的を突き止めた。
彼はパーカーのように詐欺にあった人のカネの流れを追っているのだ。
これまでの標的の関連会社にダンフォース・エンタープライズという企業がある。
ダンフォース大統領がかつて設立した会社だ。
現在は経営から退いているものの、選挙資金をここから得ている。
つまり、彼女は汚れたカネを使って大統領に成り上がったのだ。
働きバチは良い子孫を残せない女王蜂を殺す習性がある。
クレイはデレクを悪い子孫と認識しているのかもしれない。
そうだとしたら次の標的は大統領の可能性もある。
結末
週末、大統領の別荘でパーティーが開かれた。
クレイの襲撃を警戒したデレクも別荘に身を寄せることに。
SPとデレクの傭兵が敷地内の警備を固めている。
ヴェローナもパーティーに参加し、クレイを待ちかまえていた。
SPに変装したクレイは、彼らの包囲網をいとも簡単にすり抜けて敷地内へ侵入。
SPや傭兵を倒していく。
その頃、大統領はデレクがやらかしたことを知り、頭を抱えていた。
選挙資金集めはデレクが選挙で母を勝たせるためにやったこと。
大統領はそれが詐欺で得たカネだと知らなかったのだ。
こうなったら息子がやったことをクレイと全国民に正直に説明して責任をとるしかない。
大統領とデレクがいる部屋へ向かうクレイの前に、傭兵のボスが立ちはだかる。
2人は激しい戦闘をくり広げ、クレイは傷を負いながらもボスを倒した。
ウォレスもクレイを止めようとするが、もはや為す術はない。
クレイは扉を破壊し、部屋へ突入。
それと同時にヴェローナたちFBIも駆けつけてきた。
取り乱したデレクは大統領に拳銃を突きつける。
クレイに命を狙われているうえに、これまでの犯罪行為が世間に知られたらもう終わりだ。
追いつめられたデレクがいよいよ発砲しようとしたそのとき。
クレイが銃でデレクの頭を撃ち抜く。
そのまま混乱に乗じて窓から逃走した。
ヴェローナはクレイに銃を向け、呼び止める。
しかし、母の仇をとってくれた彼を撃つことはできなかった。
ヴェローナが銃を下ろすとクレイは黙ってうなずき、背を向ける。
ヴェローナは「さよなら、クレイ」とつぶやき、その後ろ姿を見送るのだった。
映画『ビーキーパー』の感想【ネタバレあり】
クレイの強さが圧倒的で爽快でした。
どんな相手でも危うげなく倒していくのがよかったです。
格の違いを見せつけてくれましたね。
特別な武器を持っているわけではなく、純粋な戦闘能力の高さで蹴散らしていくのが素晴らしかったです。

射撃はもちろん、素手でも強い!
現役の養蜂家・アニセットとの闘いではピンチになるかな?と思ったのですが、心配無用でした。
ド派手な登場からものの数分で退場するアニセット……。
きっと彼女が弱かったのではなく、クレイが強すぎたんですよね。



噛ませ犬感が否めない(笑)。
物語としては、クレイvs犯罪グループというわかりやすい構造です。
行動の動機が「世界を救う」なんて壮大なものではなく、「恩人の仇討ち」というのがいいですよね。
まぁ、養蜂家は群れを守るために働いているので、壮大といえばそうなのですが。
テーマは「正義と法、どちらで裁くべきか」だと思いますが、個人的にはそんなのどちらでもよくなりました。
大暴れしているクレイを見ていると、「(物理的な)力こそすべて」という感じで(笑)。
深いことは考えず、スカッとしたいときにおすすめの映画です。
映画『ビーキーパー』ネタバレ&感想まとめ
今回は、映画『ビーキーパー』のネタバレあらすじ&感想を紹介しました。
クレイがキレッキレのアクションで敵を次々と蹴散らしていくのが気持ちよかったです。
やっぱり強いオトコはカッコイイですね!
もし続編が出たら絶対に見たい作品です。