映画『リゾートバイト』のネタバレあらすじ&感想を紹介します。
リゾートバイトで離島を訪れた幼なじみ3人組。
そこではある恐ろしい儀式がおこなわれていて…。
2ちゃんねるのオカルトスレ「洒落怖」の名作が実写化!
元ネタとはひと味違う展開が待っています。
映画『リゾートバイト』の内容が気になっている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
映画『リゾートバイト』の作品情報
\ポスタービジュアル解禁/
— 映画「リゾートバイト」 (@resortbeit) August 31, 2023
恐怖と驚きの仕掛けが満載❗#リゾートバイト ポスタービジュアルを公開👍
10月20日(金)の劇場公開をお楽しみ✨#伊原六花 #藤原大祐 #秋田汐梨 #松浦祐也 #坪内守 #佐伯日菜子 #梶原善 #永江二朗 pic.twitter.com/nMK7ShEzrp
タイトル | リゾートバイト |
監督 | 永江二朗 |
脚本 | 宮本武史 |
公開年 | 2023年 |
出演 | 伊原六花 藤原大祐 秋田汐梨 松浦祐也 梶原善 ほか |
制作国 | 日本 |
上映時間 | 86分 |
ジャンル | ホラー |
映画『リゾートバイト』のあらすじ【ネタバレなし】
“それ”を見てはいけない。”それ”に見られてはいけない。
桜、聡、希美の3人は、夏休みにリゾートバイトで離島の旅館を訪れた。
そこは信心深い言い伝えが残るのどかな島だ。
バイトに慣れてきた頃、3人は旅館の従業員・岩崎に誘われて肝試しをすることに。
旅館には秘密の部屋があるのだ。
そこで聡はあるものを見てしまい、何かに取り憑かれたような奇妙な行動をとるようになり……。
主な登場人物とキャスト
映画『リゾートバイト』の主な登場人物とキャストを紹介します。
桜(演:伊原六花)
真面目で内気な性格の大学生。
幼なじみの聡と希美と一緒にリゾートバイトにやってきました。
聡に好意を抱いていますが、想いを伝えられずにいます。
聡(演:藤原大祐)
桜の幼なじみ。
海が好きな桜のために、海辺の旅館でのリゾートバイトを見つけてきました。
魚料理が苦手です。
希美(演:秋田汐梨)
桜の幼なじみ。明るく勝気な性格。
両想いの桜と聡をくっつけようとしています。
スマホゲームのカーレースが得意です。
岩崎(演:松浦祐也)
旅館・八代屋の従業員。
お調子者で頼りない中年男性。
佐々木(演:梶原善)
砒石島の住職。
数年前から娘が行方不明になっています。
以下、ネタバレを含みます。
映画『リゾートバイト』のあらすじ【ネタバレあり】
映画『リゾートバイト』のあらすじを結末までネタバレありで紹介します。
秘密の部屋
大学生の桜、聡、希美の3人は、夏休みにリゾートバイトで砒石島の旅館・八代屋を訪れた。
到着した3人を迎えてくれたのは、八代屋の従業員・岩崎。
岩崎によると、大正時代に高僧がこの島にやってきた影響で、信心深い言い伝えが多く残っているという。
島のあちこちに地蔵や神の宿る岩などがある。
今回のバイトを見つけてきたのは聡だ。
大学に馴染めていない桜が気晴らしできるように、彼女の好きな海の近くの旅館を選んだらしい。
ちなみに八代屋は海鮮料理が自慢の旅館だが、聡は魚を食べられない。
バイトをはじめて数日後の真夜中。
桜は人の気配を感じて目を覚ます。
不思議に思って人影を追ってみたが、途中で見失ってしまうのだった。
翌朝、岩崎が肝試しをしようと言い出した。
岩崎によると、八代屋の2階に秘密の部屋があるらしい。
なぜか真夜中に女将が食事を持ってその部屋を出入りしているというのだ。
その夜、2人1組で部屋を見に行くことになった。
まずは希美と岩崎が外で待機し、桜と聡が部屋へと続く隠し階段へ向かう。
しかし桜が怖がっているため、聡が1人で部屋へ入ることに。
階段の下でその様子を見守っていた桜だったが、聡の様子がおかしい。
部屋に入ったと思ったら、入口にしゃがみこんで何かを無心でむさぼり食っている。
桜の呼びかけにも反応しない。
聡はすぐに正気を取り戻したが、直前までの行動を覚えていないようだ。
しかも、彼の足の裏には人間の爪がびっしりとつき刺さっている。
結局、女将に見つかってしまいその場はお開きになった。
異変
肝試しの翌日から聡に異変が起こる。
ほかの人には見えない謎の子どもたちの姿が見えるようになったのだ。
何人もの子どもに監視されているような感覚にひどく怯える聡。
女将はそんな彼を見て不気味な笑みを浮かべるのだった。
聡の身に何が起こっているのか知るため、桜は1人で例の部屋へ向かった。
部屋のなかには、何年も放置されたような残飯。
奥の引き戸には何枚ものお札が貼られている。
引き戸を開けると、何かの儀式をするための結界が張られており、その内側に鏡台が置かれていた。
鏡台の1段目の引き出しには「禁后」と書かれた紙と人間の爪。
2段目には人間の歯。
3段目を開けようとしたそのとき、桜は何かの気配を感じて部屋を飛び出した。
しばらくして、隠し階段をフラフラと降りる桜。
自分が何をしていたのかまったく覚えていないが、口のまわりには残飯の食べカスがついていた。
翌朝から桜にも謎の子どもたちが見えるようになっていた。
話を聞いた希美と岩崎も例の部屋を見に行くことに。
しかし、岩崎が扉を開けた瞬間に何者かに腕を捕まれ、2人は慌てて逃げ出す。
一方、桜と聡は子どもたちに追われて逃げまどっていた。
逃げきれないと悟った聡は、自分が囮になって桜だけでも逃がそうと決心する。
桜と別れて追っ手を引きつけながら走るが、ついに子どもたちに取り囲まれてしまった。
その後、桜、希美、岩崎、八代屋の旦那の4人は道で倒れている聡を発見する。
聡の目は虚ろで、呼びかけても微動だにしない。
儀式
旦那は桜や聡たちを連れて、寺の住職・佐々木のもとへ慌てて車を走らせる。
その道中で、古い言い伝えについて話してくれた。
この島には、子どもが海で行方不明になった際におこなう儀式があるという。
その子のへその緒を供え、扉に護符を貼り、毎晩食事を積み上げる。
そうすれば、いずれその子が帰ってくるというものだ。
4年前に息子を失って以来、女将はその儀式を続けているらしい。
寺に到着すると、聡を見た住職は深刻な表情を浮かべる。
魂を抜かれており、かなり危険な状態なのだ。
このままでは桜も同じように魂を抜かれてしまう。
そこで、まずは桜のお祓いをすることになった。
希美はそれで解決できるのか半信半疑のようだが、旦那は大丈夫だという。
実は住職もかつて娘を失っているため、この件に関して嘘をつくはずがないらしい。
住職に言われ、桜はお堂で一晩過ごすことに。
朝まで絶対に言葉を発しても、お堂から出てもいけない。
真夜中になると、お堂の外からうめき声や走りまわるような音が聞こえはじめた。
それでも言いつけを守り、ひとりで恐怖に耐える。
しばらくすると、聡と希美の声が聞こえてきた。
馴染みのある声を聞いて、桜はお堂の戸を開けてしまう。
戸の前には異様に背の高い女が待ちかまえていて、桜は魂を抜かれてしまった。
住職によると、その女の正体は八尺様だという。
八尺様は親しい人物の声を真似て子どもをおびき寄せ、魂を持っていく。
おそらく桜や聡が見た子どもたちは、八尺様に魂を抜かれてこの世をさまよっていたのだろう。
結末
助かるには本人が魂を取り戻すしかない。
桜と聡は自分の意思で動けないため、誰かの魂を2人の身体に入れて動かす必要がある。
危険だが、希美と住職が2人の身体にそれぞれ入ることになった。
さっそく魂を移す儀式をはじめる。
あまりの覇気に儀式用の護符が途中ではがれてしまい、岩崎が慌てて貼直す。
それが問題だった。
護符を貼り間違えたせいで、桜の身体に住職、聡の身体に岩崎、岩崎の身体に希美が入ってしまったのだ。
それでも時間がないため、仕方なくそのまま魂を取り戻しに向かう。
車に乗り込むとすぐに八尺様が追いかけてきた。
希美は車のスピードを上げ、華麗にドリフトを決めながら八尺様の追跡をふりきる。
運転免許は持っていないが、いつもやっていたスマホゲームのカーレースの腕がここで活かされた。
ところが、猛スピードで迫ってくる八尺様に車体をぶつけようとして事故を起こしてしまう。
住職と岩崎は車を降りて走って逃げるが、ついに追いつめられてしまった。
覚悟を決めた住職は錫杖を取り出し、法印を結んで呪文を唱える。
すると八尺様は白い光を発してあっけなく消滅。
そのあと住職と岩崎は八代屋の例の部屋へ向かい、魂を取り戻す儀式をおこなった。
その後しばらくして、桜と聡は完全に回復した。
しかし、希美は異変に気づいてしまう。
魚を食べられないはずの聡が刺身をおいしそうに食べているのだ。
その頃、行方をくらましていた旦那と女将は、住職のもとを訪れていた。
お互いに「おかげで子どもを取り戻せた」と礼を言いあう3人。
実は、桜の身体には住職の娘、聡の身体には旦那と女将の息子の魂が入っているのだ。
女将が儀式を続けてきたおかげで彼らの子どもたちはこの世につなぎとめられていた。
今回の一件で桜と聡の身体を奪い、つなぎとめられていた魂を入れたというわけだ。
身体を失った桜と聡の魂は、力なく助けを求めることしかできないのだった。
映画『リゾートバイト』の感想【ネタバレあり】
本作の元ネタは洒落怖で有名なリゾートバイト。
聡が食事をむさぼるくらいまでは元ネタと同じ流れでしたが、以降は大きく違っていました。
まさか「禁后(パンドラ)」、「八尺様」まで出てくるとは。
洒落怖の名作をつめこんだような展開です。
個人的には「リゾートバイト」1本でいってほしかったなと思います。
なにせ元ネタの「リゾートバイト」の完成度がとても高いので……。

洒落怖好きとしては少し残念。
ネット上で「ひどい」というクチコミを多く見かけましたが、そう言われてしまうのもうなずけます。
元ネタの実写化を期待していると、よけいにそう感じてしまうかもしれません。
全体的にホラーというよりコメディに近い印象。
八尺様との戦闘シーンも緊張感はなく、「バーン!ドカーン!」といった感じでした。
岩崎が完全にお笑い要員でしたもんね。
お札を貼り間違えて身体が入れ替わるとか、大事なところでやらかしすぎです(笑)。
希美の運転で八尺様から逃げるシーンはマリオカートでした。
序盤から出てきていたスマホゲームがこのシーンにつながるのは気持ちよかったです。



芸がこまかい!
最後は予想外の展開でした。
住職の娘と女将さんの息子に、桜と聡の身体が乗っ取られるというバッドエンド。
なんで例の部屋に行くんだろうなと思ったのですが、そういうことだったんですね。
ここまでの流れからあまり期待していませんでしたが、このオチはよかったです。
映画『リゾートバイト』ネタバレ&感想まとめ
今回は、映画『リゾートバイト』のネタバレあらすじ&感想を紹介しました。
映像的にもストーリー的にもあまり怖くはないので、気楽に見られる作品です。
元ネタと異なる部分が多いので、洒落怖とは別物と思って見るのがいいのかなと思います。