映画『リバー、流れないでよ』のネタバレあらすじ&感想を紹介します。
ある日、京都の旅館・ふじやで突然タイムループが発生。
巻き込まれた人々は困惑しながらも、ループを抜け出そうと試行錯誤をはじめ……。
映画『リバー、流れないでよ』の内容が気になっている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
映画『リバー、流れないでよ』の作品情報
配信でも映画館でも楽しめる!
— tollywood (@tollywooder) November 21, 2024
『リバー、流れないでよ』不定期上映
2024年
11/23(土)24(日) 12/1(日)
以降未定
※不定期での上映です。上映日時は当館HPをご確認下さい。
※火曜定休#リバー流れないでよhttps://t.co/kvxSEIsQ3z pic.twitter.com/LwO6b4VVQO
| タイトル | リバー、流れないでよ |
| 監督 | 山口淳太 |
| 脚本 | 上田誠 |
| 公開年 | 2023年 |
| 出演 | 藤谷理子 鳥越裕貴 酒井善史 諏訪雅 近藤芳正 久保史緒里 ほか |
| 制作国 | 日本 |
| 上映時間 | 86分 |
| ジャンル | コメディ |
映画『リバー、流れないでよ』のあらすじ【ネタバレなし】
平和なまちで起きた、ごく普通の人々のタイムループ物語。
舞台は冬の京都・貴船。
旅館・ふじやで働くミコトは、いつもどおりの1日を過ごしていた。
ところが、ミコトを含むふじやの従業員や宿泊客は、突然タイムループに巻きこまれてしまう。
どこで何をしていても、2分経つと時間が巻き戻ってしまうのだ。
あまりにも信じがたい状況に怒りだしたり、パニックになったり……。
彼らは無事にループを抜け出すことができるのか?
主な登場人物とキャスト
映画『リバー、流れないでよ』の主な登場人物とキャストを紹介します。
ミコト(演:藤谷理子)
旅館・ふじやの仲居。
板前のタクがふじやを離れようとしていることに気づき、複雑な思いを抱えています。
タク(演:鳥越裕貴)
ふじやで働いている板前。
まだ誰にも言っていませんが、フレンチの修行をするため、フランスへ行く計画を立てています。
エイジ(演:酒井善史)
ふじやの板前。
タイムループの原因を突き止めるのに活躍します。
ただし、その道の専門家というわけではなく、ただの理系出身の料理人です。
ノミヤ(演:諏訪雅)
ふじやの宿泊客。
後輩のクスミと2人で旅行に来ています。
タイムループのせいで、鍋の〆の雑炊を食べ続けるハメに。
オバタ(演:近藤芳正)
ふじやに宿泊中の作家。
担当編集者のスギヤマも一緒です。
連載中の小説の展開に悩んでいます。
ヒサメ(演:久保史緒里)
タイムループ中にふじやを訪ねてくる女性。
雪のせいでエンストし、立ち往生してしまったようです。
物語の鍵を握る重要人物。
以下、ネタバレを含みます。
映画『リバー、流れないでよ』のあらすじ【ネタバレあり】
映画『リバー、流れないでよ』のあらすじを結末までネタバレありで紹介します。
突然はじまったタイムループ
冬の京都・貴船。
今日も旅館・ふじやの平和な1日が過ぎていく。
仲居のミコトは、ビールの在庫を確認するために地下へ降りた。
ついでに外へ出ると、旅館のすぐ横を流れる川を物憂げな顔で見つめる。
その後、番頭と一緒に客室へ移動。
サミットが開催されている影響か、駅で不審物が発見されたらしい。
そんな話をしながら片づけをする。
気づくとミコトはまた川のそばに立っていた。
先ほどと同じように番頭と会話し、片づける。
最初はただのデジャヴかと思ったが、同じことを3回くり返して気がついた。
どうやらタイムループしているようだ。
ミコトと番頭だけでなく、ふじやのほかの従業員や客もループから抜けられなくなっていた。
従業員たちは突然の事態に混乱しながらも、客に状況を説明することに。
「食べても食べても雑炊がなくならない」と気味悪がるノミヤとクスミ。
「原稿を書いてもなぜかしばらくすると文字が消えてしまう」と怒る作家・オバタ。
「シャンプーの泡が延々と洗い流せない」と上裸で騒ぐ、オバタの担当編集者・スギヤマ。
ミコトたちは何度かループしながら、なんとか彼らを落ちつかせる。
そこへヒサメという女性が「車にくわしい人はいないか」と訪ねてきた。
エンジンが凍結して動かなくなってしまったらしい。
ミコトたちが「残念ながら心当たりがない」と答えると、彼女は去っていった。
原因
次のターンで従業員たちは本館3階に集合する。
板前のエイジを中心に作戦会議をするためだ。
しかし、料理長がよけいな発言をしたり、客たちが乱入したりしたため、なかなか話が進まない。
また何度かループして状況を整理すると、ここまででわかっていることは以下の4つ。
- 2分間のループをくり返している
- 近所の人たちも同様にループしている
- ニュースやSNSで話題になっていないため、ふじやのまわりだけで起こっている
- 時間が巻き戻ってもそれまでの記憶がなくなることはなく、意識は続いている
タイムループの原因や脱出方法はエイジが引き続き調査することに。
それまではケンカしたり、物を壊したりせず、大人しく過ごすことを決めた。
ところが、オバタが客室の物を壊したり、ノミヤとクスミがもめはじめたり、てんやわんやだ。
さらには近所の旅館の板長が大暴れし、そこの番頭を刺したらしい。
ほかにもタクシーに乗った客が事故に遭い、ループのせいで何度も事故をくり返しているという。
この状況でどうすることもできず、途方に暮れるしかない。
次のターンで、ミコトは1階の奥の部屋に向かった。
そこにいたのは板前のタク。
彼は休憩のためループ前から部屋にこもっていて、この騒ぎに気づいていなかった。
ミコトは、ループの原因は自分だと打ち明ける。
誰にも言っていないが、タクはフレンチの修行をするためフランスへ行くことを計画していた。
そうなると10年はフランスにいることになるだろう。
それを知ったミコトは、時が止まればタクと離れずにすむと考え、川に「流れないで」と祈っていたのだ。
想定外の事態
2人の会話をたまたま聞いた仲居のチノは、ループの原因がミコトだと知る。
チノからその話を聞いた従業員たちはミコトを捕まえようと動き出す。
ミコトとタクはふじやから逃走。
どうせ2分で元に戻るのだ。
物陰に隠れたり、車を奪ったり、つかの間の逃避行を何ターンかたのしんだ。
逃走中、2人は猟師に遭遇する。
彼はループしていることを理解しておらず、天狗の妖術にかけられているのかと疑っていた。
頭がおかしくなってしまったのなら、銃で自分を撃ち抜こうと考えていたらしい。
先を急ぐミコトは、冗談で「私たちは天狗だ」と言ってその場を立ち去った。
次のターン、遠くから1発の銃声が鳴り響く。
先ほどの猟師が自分を撃ったのだ。
さらにオバタが窓から飛び降りて命を絶った。
このままでは全員が狂ってしまう。
最悪の事態を避けるため、オバタと猟師を救ったあと、ミコトは時間を動かすことに。
まずは次のターンでミコトたちが必死にオバタを引き止める。
話を聞くと、オバタは狂ったわけではなく、せっかくだから試しに死んでみただけだったらしい。
また、番頭が猟師に電話で事情を説明することで、彼の死も回避できた。
いよいよ日常に戻るときだ。
みんなが見守るなか、ミコトは川に祈る。
ところが、気づくとまた時間が巻き戻っていた。
すると、みんなが「原因は自分かもしれない」と言いはじめる。
実は、ふじやの従業員も客もそれぞれ事情があって時間が止まってほしいと望んでいたのだ。
結末
そこへエイジが「ループの原因がわかった」と言ってやってきた。
彼に連れられて近くの貴船神社へ行くと、そこにはヒサメの姿。
ヒサメの正体は、タイムパトロール中の未来人。
サミット開催にともない、駅で発見された不審物を確認しに現代の貴船へやってきたという。
しかし、寒さのせいでタイムマシンのエンジンが凍結して動かなくなってしまった。
タイムマシンはパラドックスを防ぐため、特定の時代に長くいると時間を2分巻き戻すようになっている。
タイムループの原因はこれだったのだ。
一同はタイムマシンを動かす作戦を立てる。
燃料として使うのはビール。
凍結したエンジンはバーナーで炙る。
「炙りならタクの出番だ」と、その役目は料理長の指名でタクに任された。
エンジン起動には爆発的なエネルギーが必要だ。
そこで先ほどの猟師に銃でタイムマシンを撃ってもらうことに。
全員で協力し、作戦を実行する。
タイムマシンは無事に起動し、ヒサメは旅立った。
みんなの表情は晴れやかだ。
ループの間、いろいろなことがあってそれぞれの関係性が深まったからだろうか。
「和食は逃げないから、フランスに行ってこい」とタクの背中を押す料理長。
彼はタクの気持ちに気づいていたのだ。
ミコトも「修行がすぐに終わればいいのに」と冗談を言いつつ、送り出す覚悟が決まったようだ。
こうして時間が流れはじめ、日常に戻るのだった。
映画『リバー、流れないでよ』の感想【ネタバレあり】
これはかなりおもしろかったです。
タイムループものの映画はたくさんありますが、ほかとはひとあじ違う作品でした。
2分間のループという短さが絶妙ですよね。
何か大きなことをやるには短すぎるけど、がんばれば小さな抵抗はできる。
1ターンのタイムリミットが短いので、思わず「がんばれ!急いで!」と応援してしまいます。
世界を巻きこんだ壮大なストーリーではないのがポイントなのかもしれません。
限られた範囲で、ごく普通の人々が試行錯誤しているからこそ感情移入しやすいんですよね。
専門家のむずかしい話が一切ないので、物語のなかにすっと入りこめます。
爆笑ではないですが、小さな笑いどころが散りばめられているところも好きでした。
初期位置とか次のターンとか、さらっとループを受け入れた発言がおもしろかったです。
ターンを重ねるごとに登場人物の動きが効率化されていくのもクスっときます。
暴れたり、ケンカしたり、逃亡したり……。
2分間でさまざまな展開があるので、同じ時間をくり返しているのにまったく飽きませんでした。
登場人物が個性的で、スパイスが効いていますよね。
作家がいい感じにみんなを振りまわしていました。
どうせループするから死んでみたっていうのは狂気の沙汰じゃないですけど(笑)。
雑炊2人組もいい役まわりでした。
オチも変に引っぱることなく、マシンの修理に一発で成功したのも個人的にはよかったと思います。
最初から最後までテンポよく進むのも魅力です。
映画『リバー、流れないでよ』ネタバレ&感想まとめ
今回は、映画『リバー、流れないでよ』のネタバレあらすじ&感想を紹介しました。
2分間のドタバタ劇がおもしろかったです。
いろいろありましたが、最後はみんな笑顔で日常に戻ることができてすっきりしました。

