実写版ホラー映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』ネタバレ&感想!

プー2_アイキャッチ

実写版ホラー映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』のネタバレあらすじ&感想を紹介します。

プーがじゃあくななかまたちを引き連れて再来!

クリストファーvsプーの戦いの結末とは……?

映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』の内容が気になっている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

1作目のネタバレ&感想はこちら↓

目次

ホラー映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』の作品情報

原題Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2
タイトルプー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち
監督リース・フレイク=ウォーターフィールド
脚本マット・レスリー
公開年2024年
キャストスコット・チェンバース
タルーラ・エヴァンズ
ライアン・オリバー
エディー・マッケンジー ほか
制作国イギリス
上映時間93分
ジャンルホラー
スプラッター

ホラー映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』のあらすじ【ネタバレなし】

プーたちの襲撃から生き残ったクリストファー。

トラウマに苦しみながらも、もとの生活を取り戻そうと努力していた。

一方、プーたちは人間による”バケモノ退治”から逃れるため、森の奥へと追いやられていた。

ある日、彼らはティガーとオウルに再会

生き残るために戦うことを決め、人間を次々と襲うようになり……。

主な登場人物とキャスト

映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』の主な登場人物とキャストを紹介します。

クリストファー(演:スコット・チェンバース)

前作でのプーたちによる襲撃事件の生き残り。

まちの人々から事件の犯人だと疑われており、嫌がらせとトラウマに苦しんでいます。

子どもの頃、弟のビリーが失踪したまま今も行方がわかっていません。

現在は両親と幼い妹・バニーと一緒に暮らしています。

レクシー(演:タルーラ・エヴァンズ)

クリストファーの友人。

数少ない味方のひとりです。

はっきりと言葉にはしていませんが、おそらくクリストファーと両想いの関係。

プー(演:ライアン・オリバー)

クリストファーのかつての友人。

人間から忌み嫌われ、つらく苦しい生活を強いられてきました。

その復讐心から人間を襲うように。

実は、プーの誕生にはある秘密があって……。

ピグレット(演:エディー・マッケンジー)

可愛らしさゼロのブタさん。

凶悪そうな見た目ですが、小物感が否めません。

ティガー(演:ルイス・サンテール)

プーのなかま。

原作と同じく、ひょうひょうとした性格。

するどい爪を使って人間に襲いかかります。

オウル(演:マーカス・マッセイ)

プーたちのブレーン的な存在。

空から人間を追いつめます。

原作ではフクロウですが、本作では鳥というより人間の見た目に近いです。

ホラー映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』のあらすじ【ネタバレあり】

映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』のあらすじを結末までネタバレありで紹介します。

怪物の再来

100エーカーの森の惨劇から生還したクリストファーは、嫌がらせに苦しんでいた

多くの人々は事件を彼の仕業だと考え、プーたちの存在を信じていなかったからだ。

それでもクリストファーはもとの生活を取り戻そうと努力した。

家族や友人のレクシーが心の支えだ。

そしてセラピーを受けつつ、病院で看護助手として働くようになった。

一方、クリストファーの話を信じた人々は森の捜索を開始

それによりプーたちの生活圏は狭くなり、飢えに苦しむようになった。

しばらくして、プーたちはかつてのなかま・ティガーとオウルに再会する。

彼らは生き残るために団結し、人間と戦うことを決めるのだった。

そんなある日、100エーカーの森で3人の女性の遺体が発見される。

1人は串刺し、1人は両手足と頭を骨折。

もう1人は全身焼けただれ、頭蓋骨を潰されていた。

仇をとるために男性3人組が森へ向かう。

彼らは銃でピグレットの頭を吹き飛ばしたが、プーとオウルに返り討ちにされてしまった。

その後も警察を含めて何人もが犠牲に

このときクリストファーはまだ気づいていないが、彼はプーについて重要な事実を忘れていた。

実は、プーの凶暴性は昔からで、子どもの頃から血にまみれて臓物を食らっていたのだ。

幼いクリストファーにはその行動が理解できず、記憶にフタをしたままになっている。

手がかり

セラピーを受けていたクリストファーは、子どもの頃の遠い記憶を思い出す

それはお泊まりパーティーの日のこと。

あの日、弟のビリーを含めてたくさんの子どもたちが姿を消した

なぜか捜査は突然打ち切られ、子どもたちの行方はわからないままだ。

ずっと忘れていたが、あのときクリストファーはビリーがトラックで連れ去られるのを見ていた

しかし、犯人の男の顔はわからない。

つらい記憶を取り戻すことを身体が拒否しているのだろう。

すべてを思い出せば、捜査再開につながるはずだ。

クリストファーはセラピーを続けるとともに、事件について調べることに。

すると、ネット上で遺伝子学者・ギャラップ博士の記事を発見する。

彼は不穏な実験をしており、謎の失踪を遂げた。

その後、彼の自宅は放火されたという。

プーたちに襲われた男性のうちの1人・アーロンは奇跡的に生き残り、病院に運ばれてきた。

彼はクリストファーの友人だ。

クリストファーが見舞いに行くと、アーロンは筆談で「プーたちの仕業だ」と伝える。

アーロンは顔の半分が溶け、複数箇所をえぐられた無惨な姿になっていた。

クリストファーは、病室の外から1人の男がのぞいていることに気づく。

ビリーを誘拐したのはこの男だ。

正体

クリストファーは男の自宅に押し入り、誘拐事件のことを問いただす。

すると男は、ギャラップ博士の指示だと白状した。

博士は人間と動物の遺伝子を組み合わせるというおそろしい実験をしていた。

ビリーたちはその材料にされたのだ。

遺伝子操作された子どもたちの再生能力は格段に上がり、日に日に凶暴性を増した。

手に負えなくなった博士は子どもたちを始末し、100エーカーの森に埋めることに。

男は止めようとしたが間に合わなかった。

それから男は博士を殺害。

一連の事件に関わった証拠を消すため、博士の自宅に火を放った。

ところが、死亡したと思われた子どもたちは生きていて、自力で地中から出てきたらしい。

それがプーたちの正体だ。

ここまで話すと、男は自ら命を絶った。

その頃、プーとなかまたちは人間狩りを開始

まちの住人たちは次々と襲われていく。

ベビーシッターのバイト中だったレクシーもプーに遭遇したが、かろうじて逃げのびた。

クリストファーはレクシーから連絡を受け、家族の安全を確かめるために自宅へ急ぐ。

しかし、家族はすでにプーたちの襲撃を受けたあとだった

血まみれで倒れている両親。

幼い妹・バニーの姿は見当たらない

悲惨な光景に愕然とするクリストファー。

それでもバニーを取り戻すため、プーの行方を探すことに。

結末

プーとティガーは、多くの若者が集まるパーティー会場を襲撃していた。

身体を引き裂き、頭を潰し、突き落とし……。

彼らは逃げまどう若者たちをもてあそび、人間狩りをたのしんでいるようだ。

クリストファーが会場にやってくると、ティガーが襲いかかってきた。

クリストファーは銃で応戦し、それを撃退。

銃弾が尽きて、100エーカーの森へ移動する。

森に到着すると、背後からプーが現れた。

「バニーはどこだ」と問うが、プーは何も言わず、チェーンソーを手に襲いかかってくる。

攻撃をかわしながら逃げていると、突然プーの動きが止まった。

視線の先には穴。

あの日、博士に埋められた場所だ。

クリストファーは「ビリー?ずっとつらかったよな」と語りかける。

実は、プーの正体は遺伝子操作されたビリーだったのだ。

プーは我に返り、クリストファーの首を絞める。

駆けつけてきたレクシーに助けられたが、今度は彼女がピンチに。

クリストファーは斧を手にとると、プーの頭をかち割る

そのまま穴のなかへ倒れこむプー。

その姿を見たクリストファーは「ビリー、ごめん」と涙を流すのだった。

そこへ警察とバニーが到着。

バニーは家のなかに隠れていて無事だったのだ。

クリストファーたちはそのまま警察に保護され、森を後にした。

しかし、これですべてがおわったわけではない。

オウルはプーの身体を回収し、よみがえらせようと企んでいた

彼らの再生能力は尋常ではないのだ。

そして、いつかまた必ずクリストファーの前に現れることを誓うのだった。

ホラー映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』の感想【ネタバレあり】

正直、あまり期待していなかったのですが……。

思いのほか前作よりたのしめました

冒頭からプーたちがアクセル全開で人を襲っていくのがいいですね。

ゴアシーンは前作よりかなり気合いが入っていたように思います。

焼きただれた女性は衝撃的!

パーティ会場でも、これまたやりたい放題。

血!血!血!血!血!

出血量が尋常じゃなかったです。

あまりにも軽快に襲っていくので、思わず笑ってしまいました。

キャストが一新されて、プーのオジサン感がだいぶ薄まったような気がします

より凶悪な顔つきになりましたよね。

特によかったのはオウル。

ボロボロの翼を広げた姿はまさに”あくま”でした。

一方でピグレットの小物感は相変わらず。

序盤で頭をぶち抜かれて退場ということは、公式も小物あつかいしているということですよね(笑)。

本作では、プーたち誕生の秘密が明かされるのも見どころです。

プーがどうして変わってしまったのかと思っていましたが、子どもの頃から凶暴だったんですね。

妙に納得しました。

最後はプーを倒してハッピーエンドみたいな流れで「???」となりましたが、それは早とちり。

復讐劇はまだおわっていませんでした。

頭をかち割られても復活できるほどの再生能力なんて反則でしょう(笑)。

もしかして、また続編が出るのでしょうか?

プーのなかまはまだいますもんね。

もしそうなれば、個人的にはカンガルー親子に登場してもらいたいです。

ホラー映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』ネタバレ&感想まとめ

今回は、実写版ホラー映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』のネタバレあらすじ&感想を紹介しました。

前作よりストーリーもグロさもパワーアップしていてよかったです。

夢を壊される覚悟がある人は見てみてください。

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次